Teen Age Friction
Teen Age Friction

あの夕焼けの差し込み方がすごく好きなんだ  一人で見てる
たまにしか見ないから 飽きないんだ

何の意味付けも されないまま
夜がやってくる 今日も



窓を開けて見る遠くの景色は この場所の終わりを望んでいるときもあれば
そうでない時もある



頭いいと思い込んで 気取ってる

話す相手がいないから行き場のない感情がこの場所を占めていく

こんな所に一人でいるから 持て余してる

話す相手がいないから行き場のない感情がこの場所を占めていく

跳べもしないくせに 強がったり

話す相手がいないから行き場のない感情がこの場所を占めていく



そらの色のコントラストが とても好きだ

あか から オレンジ
オレンジ から あか

そして青

線が入ってくそらに

混ざっては消える



あの娘が隣にいればいいなぁ
って思いながら今日も帰る
楽しい会話を創造しながら 今日も帰る

あの娘はどんな 顔だったっけ
意識が途切れりゃ消えてなくなる



あの夕焼けの差し込み方がすごく好きなんだ



何もしない自分も 何もしてくれないあの娘も
何も言わないこの場所もあれもこれも

全部終わっちゃえばいい



この感情を上手いこと形に表したいけど

何か言っても すぐに「若いね」って言い返される

だってほら結局また決まりきったパターンに沿って出てくるこの感情。青臭いあれ。すぐに忘れてすぐに思い出すあれ。

他人からすればば面白おかしいあれ。



愚痴こぼしてみたり 泣けもしないのに泣いてみたり

そんな風に

何の意味付けも されないまま
夜がやってくる 今日も



実は 楽なんだ



終わってるよね



あか から オレンジ
オレンジ から あか

そして青

線が入ってくそらに

混ざって消えてった




「帰り道」が更に青臭くなって帰ってきました。

俺の高校生活の3分の2.999はこんな感じです。でした。

残念でした。

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